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お酢,黒酢,

​お酢のすばらしい力


2年前まで印刷業界にいました、とにかく不規則で残業も多く、朝食はなしは当たり前で、ギリギリに起きて出社、お昼はカップラーメン、深夜にコンビニ弁当をがっつり食べる生活を4年間続けました。

 

 

当時は20代後半はとにかく仕事が楽しいので、多忙な時は睡眠3,4時間は当たり前だと思っていました。

 

 

とにかくチャンスをもらえたらグイグイ攻めたいし、それが自分に合ってる生き方だと思っていました。

 

 


しかしとある28歳の日曜休日、スーパーで食材を買った後の駐車場で、ふと、青空を見ながら思いました。

 


「ちょっと落ち着きたい。地に足着けたい。」

私は元々小さい頃からちょこちょこ動く方だったので、その当時の、たくさん働く自分が無理している動きだっとは思っていなかったのです。

でも、その日、スーパーで空を見た時に、「自分は無理をしているかもしれない。」とふっと肩の力が抜けたのが分かりました。

印刷業で深夜に帰るような会社だったので、日曜日の昼間に、
スーパーに食材を買いにいく事は、本当に癒しになっていました。

 


地元で摂れた野菜を売るようなスーパーで、3世代で家族が買い物に来てて、
「今日の晩ごはん何にするかねー?」と大声で姑さんとお嫁さんが会話しているようなスーパーでした。

 


そんなスーパーだからこそ、ずっと居たくて、むだに普段料理もしないのに、調味料棚とか回っていました。

 


今思えば、だいぶ病んでたと思います(笑)。

そのスーパーは安売りがメインで、原材料に国産なんて、こだわった商品をあまり扱ってなかったのです。


でも、スーパー全体に流れる家族の喜びとか、子どもがいやいや買い出しにつき合う感じとか(笑)、本当に微笑ましかったです。
 

環境の変化で、今は実家に戻って暮らしています。

 


雰囲気がとにかく幸せで、日曜日の癒しの場所でした。

 


そんな場所にいたら、自分も心に余裕が出来て、普段は見ない調味料棚を見るようになりました。子どもの頃に物心ついた頃から冷蔵庫に入っていた「黒酢」、「すし酢」。

 


子どもの頃は全然違いが分からなかったけど、思春期過ぎた頃から、母親がオシャレな料理を作るようになりました。

 


小学生のときは酸っぱい料理といえば「酢の物」、「和え物」だったのに、気づけば「マリネ」のスペインやら、タイやら、酢ってすごいなぁと改めて思います。

 

タイガーアイ


自然とお酢を体に入れる事で、不思議と心も体も優しくなった思います。

 

自然と疲れている日は黒酢を割って飲みます。

 


自然に生きるのに、「お酢」は欠かせません。

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