友達の体験談
日ごろから自分の体重や体形を気にしがちであったわたしは週に2回くらいのペースでランニングをしていました。
私の家の近所には、ランニングやサイクリングをする人たち用に舗装されている緑に囲まれた道があり、そこを道なりにずっと走っていくと河川敷にたどり着きます。
そこの川沿いを走ったらすこし私の住む町の中の都会のほうへ向かいます。
そこには大きな坂道があるのでそこを全力でダッシュしてわたしの家に到着というルートでずっと走っていました。
それでだいたい10キロメートルくらいの距離です。
そんなわたしがランニングをはじめたのは高校生になったころからです。
私は小さいころからずっとバレーボールをやっていました。
高校生になってからは本格的に強豪校を倒すために筋力トレーニングなどをたくさんやりました。
チームメイトの中でも人一倍筋力がなかったわたしは唯一持久走だけが得意で、それをどうしても負けたくなくて走り始めたのがきっかけです。
だから走る頻度は今よりももっと多かったです。
今はその美容のために走っていますが、ときどきむしゃくしゃした時のストレス発散のために調子に乗って全速力ダッシュランニングをしたりもしています。
実際そういった理由でランニングをしに行っているときは、無意識のうちにアドレナリンを大量分泌して全く疲れることのないまま帰ってくることが出来るのですが、ただただダイエットのため、美容のためにランニングをしていると途中からしみじみと足の痛みや全身の疲れ、息切れなどを感じてくるようになってきます。
普段はそんなに走っている最中にのどが渇いたりすることはないのですが、ある夏の日、あまりの暑さにランニング中にのどがカラカラになってしまった日がありました。
普段はもちろんのこと、ドリンクは持って走らないので少し苦しくて給水所を探しました。
わたしの地元は福祉の施設がしっかりしているので近くに大きな市民体育館があったのでそこでかろうじて給水することが出来、中は冷房の完備も万全だったので、熱中症になることなく安全に体を休めてから帰ることが出来ました。
そのとき、夏場の長距離ランニングって恐ろしいなと感じました。
飲み物を手に持ちながら走るわけにもいかないけれど、だからと言ってかばんを背負って走りたくもないですよね。一番は近くに給水できる施設があるところを走るべきですが、いつか手ぶらでも給水できる何かが開発される未来を願っています。